コロナ禍で新しい防災活動に挑戦
こんばんは!安全安心部会の小倉です。
過日開催した「オンライン防災講座」を振り返ってみました。
活動報告と併せて、簡単ではありますが開催までのプロセスを記録しておきます。
開催したオンライン防災講座にご参加できなかった方は、こちらから御視聴いただけます。
もくじ
コロナ禍で活動できない
昨年4〜5月にかけての緊急事態宣言の際には、自主防災防犯協議会や地域自治協議会の会議で集まることができず、毎年恒例の防災訓練も中止となった。
地域にも不安を感じている方がいるだろうに何もできない状況にモドかしさを感じて過ごしていました。
模索
コロナ禍でも防災に関する情報発信について、防災部会の構成員である地域防災に関わる各団体の主要メンバーと話し合いを重ねてきました。
例えば、コロナなど感染症を想定した避難所訓練や防災士協会の出張講座、地域の方への防災アンケートなどの案が出ましたが、いずれもリアルの接触が不可欠で断念。
とりあえず、やってみよう!
そこで出てきたアイデアがオンライン講座です。参加者が会場に集まる必要がなく、自宅からスマホで簡単に参加できる防災活動です。
初めての試みだけど、、やってみないとわからないことがある、やってみよう!と。
目的と目標
今回はコロナ禍でも防災活動を行うということが目的でしたが、併せて本協議会活動の大目的である”地域活動の後継者作り”という課題解決にも取り組みたい思いがありました。
若い世代にも地域活動に参加してもらう。その前にまずは、地域活動を知ってもらうという目標も定め、対象者を”子育て世代のママパパ”としテーマを「片付け×防災」と決定しました。
講座開催をご存じない方も多いと思います。なぜなら開催の告知は、小中学校の保護者を対象とした学校からのメール案内のみでした。
従来の紙媒体を使わずどこまでお知らせできるかというテストの意味合いもありました。
不安はありました、、
小中学校の校長先生は、本取り込みに共感いただき保護者へのメール配信を快諾くださいました。
さて、開催日まで約1ヶ月、、どうしたらできるのか調べたり、知人に尋ねたり、、最適な答えが出てこず、不安ばかりが募ります。
オンライン講座の開催方法が決まらないまま、開催の案内をすることになったのでお尻に火がついた状態です。
明らかに失敗
なんやかんやと調べた後、ZOOMとYouTubeというオンラインの仕組みを使うことに決めました。
こちらもはじめての試みで、夜な夜な知人だけで講座のテスト配信をしたり、防災部会メンバーにはカメラの前でメッセージしてもらう練習も行いました。
結果と今後の課題
さて、結果は、、いくつもの失敗がありました。配信開始時間の遅れ、参加者(視聴者数)が少ない、アンケート回収できなかったなど挙げればキリがないです。。。
結果は以下の通りです。
- 生配信中の視聴者数は26名、
- 開始7分遅れ
- 総視聴回数165回(2021年1月27日現在)
- 開催中の視聴者数26名
また、今後の課題と検討したい項目はこちらです。
- 講座のテーマ設定
- 開催案内方法
- 配信場所
- 参加者の視聴環境への配慮
- 主要メンバーの役割分担
- アンケート回収方法の検討
- 発表者のスキルアップ
これから
しかし、カメラの前で発表した安心安全部会メンバーは「はじめての貴重な体験」と絶賛。
主催者側が、楽しみながらこのような体験をすることが大事だなぁと改めて感じ、実施して良かったと確信しました。
今回の取り組みの失敗は、多くの気づきの機会となり、必ず次回開催に生かしたいと思います。
私たちの新たな取り組みが、地域活動の1つの波となり新たな参加メンバーの創出に貢献できればと考えております。